実践のプロセス 個々に異なる好みを受け入れ共感的に支援する

  • 2004.08.28 Saturday
  • 13:40

 スヌーズレンに取り組む場合、まず利用者のニーズや日常的な楽しみ方についての情報収集が必要である。これらの情報をもとに、楽しみ方を活動的もしくは安らぐように行うのかを検討したり、好みの遊びに含まれている感覚刺激の質や量の分析、環境と関わるための身体的機能の問題などについて分析を行い、利用者に最適な環境を整えておくことが必要である。さらに支援者が提供できる活動や環境についても同様にその特性を分析し、利用者のニーズや好みに適合するかを検討、必要に応じて活動や環境を修正する。
 私たちに好きなテレビ番組の傾向があるのと同じように、利用者にも色々な好みの傾向がある。もちろんスヌーズレンの実践は、このような好みを分析的に探り出すことが目的ではないが、私たちの日常生活のなかでも、ある人と仲良くしたいと思えば、相手の好きなことを知りたいと思うであろうし、それを一緒に楽しみたいと思うものである。例えば、好きな女性(男性)とテレビを見るときには、自然と相手が好みそうな番組にチャンネルを合わせる。スヌーズレンの実践においても、利用者の好みの番組を知っていることは、スヌーズレンが大切にしている“楽しみの共有”に一歩近づくことにつながる。利用者の好みを分析すること(評価)、それはスヌーズレンの目的ではなく、スヌーズレンを楽しむための一つの手段である。 (太田篤志:福祉タームの深層理解 スヌーズレン. 月刊福祉, 8:84-87, 2004.)

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